熱電対の基礎知識|
熱電対定期交換の必要性
exchange
ELECRTIC
熱電対は、半永久的に使えるようなものではありません。使用し続けることで少しずつ劣化が進み、破損してしまう場合もあります。そうした事態を防ぐためにも、熱電対は定期的なメンテナンスに加えて、必要に応じた交換が必要になるのです。
こちらでは、熱電対の新規製作から修理、改造、買取まで対応する「西林電機製作所」が、熱電対を定期交換する必要性や交換しなかった場合の問題点についてご紹介します。
熱電対は定期交換が必須です
トラブルの原因に
熱電対は、あくまで消耗品であって何十年も使い続けられるような装置ではありません。業務中に熱電対が破損してしまうと、トラブルの原因になってしまう場合もあります。場合によっては、熱電対のトラブルによって大きな損失を引き起こしてしまうリスクもありますので、熱電対は定期的なメンテナンスや交換が欠かせないのです。
安全かつ確実な業務を行って製品の品質を維持するためには、使用する機器も万全の整備をしておく必要があります。まずは熱電対を交換せずにいた場合、どのようなトラブルが起こる可能性があるのか知っておきましょう。
熱電対の劣化が引き起こす問題
熱電対を使用し続ける際に常に意識していなければならないのは、熱電対はあくまで消耗品であるということです。適切な使い方をしていても劣化は少しずつ進んでいるため、ある日急に切れてしまったり割れてしまったりといったトラブルが発生する可能性があります。
日ごろからメンテナンスや交換を行わず、業務中に熱電対が使用できなくなってしまうと業務に大きな問題が発生してしまうこともあります。以下のような問題を防ぐためにも、適切な交換が欠かせません。
-
正確な測定ができない
熱電対の劣化が進んだままの状態で使用し続けると、正確な測定ができなくなってきます。そのため、炉や窯で必要な温度が出せなくなってしまいます。
-
ムダな燃料がかかる
炉や窯で必要な温度が出なくなってしまうと、必要な温度を出すためにムダな燃焼を行うことになってしまい、長い目で見ると大きな損失につながることになります。
-
品質低下につながる
温度を正確に測定できなくなると、炉や窯の温度が安定しないまま業務を続けることになり、製品の品質低下につながります。
-
ムダな手間がかかる
熱電対の劣化に気づいてから交換を行うとなると、温度調整のために試作品などを製作する必要が出てくるため、その分の手間やコストがかかります。
定期的な交換でコスト削減
熱電対は半永久的に使えるようなものではありません。使用する場所や用途、発生する気体などによっても変わってきますが、使用し続けると寿命が来てしまうため、定期的に交換する必要があります。
熱電対の寿命
熱電対を使用し続けて寿命が近づくと、熱電対は正常な温度を計測できなくなってきます。さらにそのまま使用を続けると切れてしまうため、正確な計測を続けるためにも定期的なメンテナンスや交換は必須です。
| 貴金属熱電対 | 約2,000時間 |
|---|---|
| 非金属熱電対 | 約10,000時間 |
※酸化雰囲気中で常用温度以下で使用した場合
熱電対交換の目安
熱電対が正確な計測ができなくなるほど劣化してしまっては、製品の品質にも大きな影響が出てしまいます。そうした事態を防ぐためにも、3年に一度程度のスパンで交換することをおすすめします。
もちろん、使用状況によっては3年以内に劣化が始まってしまう可能性もありますので、メンテナンスは必要です。
熱電対が劣化して切れたり割れたりすると、業務にも大きな影響が出ます。また、劣化したまま使い続けることも、製品の品質低下につながるため避けましょう。トラブルを避けて安定した品質の製品をつくるためにも、適切なメンテナンスや交換は欠かせません。
当社では、熱電対のメンテナンスや交換はもちろん、熱電対の工事や監視システム設計、制御盤までトータルで対応可能です。熱電対のことならお任せください。
- TEL052-895-5901 9:00~17:00 休日:土・日・祝
- メールでのご相談はこちら