熱電対の基礎知識|
熱電対とは?
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工業分野では非常に広く使用されている温度センサーが「熱電対」です。こちらでは、低コストかつシンプルで信頼できる熱電対に関する基本情報をご紹介しています。
「西林電機製作所」では、熱電対の新規製作はもちろん、既存の熱電対の修理や改造、定期メンテナンス、買取、下取りまで幅広く対応しています。熱電対に関することでしたら当社にお任せください。
熱電対とは
「熱電対」について
「熱電対」とは、低コストかつシンプルな工業用の温度センサーです。異なる素材の金属線を溶接してつなぎ合わせ、その接点に温度差ができると「熱起電力」という電圧が発生します。この「ゼーベック効果」と呼ばれている現象を利用した温度センサーが「熱電対」です。
つなぎ合わせる金属の種類や温度差によって、発生する熱起電力の大きさは異なります。そのため、熱電対を使用することで温度差が計測できるのです。
熱電対の種類
熱電対は2種類の異なる金属線をつなぎ合わせたものであり、使用する金属の組み合わせによって多くの種類が存在します。主に、融点の高いロジウムや白金といった貴金属を使用した「貴金属熱電対」と、これらの貴金属を使用していない「卑金属熱電対」に分けられます。
日本工業規格(JIS C 1602:2015)では、貴金属熱電対は3種類、卑金属熱電対は6種類が規格化されています。
| 貴金属熱電対 | B熱電対、R熱電対、S熱電対 |
|---|---|
| 卑金属熱電対 | N熱電対、K熱電対、E熱電対、J熱電対、T熱電対、C熱電対 |
熱電対の特長
熱電対は、工業用の温度センサーとして非常に広い分野で採用されています。その高い信頼性を生み出す熱電対の特長をご紹介します。
強度が高い
耐熱性、耐食性がともに高く、高温の素材やガスなどに対しても安定して使用できます。
安定性が高い
高温や低温で使用した場合であっても熱起電力が安定しており、長寿命です。
幅広い測定が可能
測定できる温度範囲が非常に広く、使用する熱電対によって異なるものの、-200℃~1700℃という測定が可能です。
省スペースで使用できる
広いスペースの必要がなく、特定箇所や非常に省スペースな場所であっても温度測定を行うことができます。
比較的安価
他の温度センサーと比較しても構造が比較的単純で丈夫であり、コストを抑えて導入できます。
熱電対は、シンプルかつ低コストながら、信頼性の高い計測ができるため非常に幅広い工業分野で活躍する温度センサーです。新しく熱電対の導入をお考えの方はもちろん、現在使用している温度センサーからの変更をお考えの方も、ぜひお気軽に西林電機製作所までご相談ください。
熱電対に関する、工事・監視システムはもちろん、設計や制御盤に関してもトータルで対応可能です。
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