熱電対を定期交換しないと起こるトラブルとデメリット

熱電対は定期的な交換
~「切れた」「割れた」後からでは遅い?~

「熱電対が切れてしまった」「最近、炉や窯の温度がうまく上がらない」。
こうしたトラブルにお悩みでしたら、「西林電機製作所」までご相談ください。
熱電対はあくまで消耗品。
使っていれば必ず劣化するものです。
トラブルが起こってしまってからの交換では、多くの無駄なコストや労力がかかってしまうことも。
製品の品質を保ち、トラブルを回避するためには、熱電対の定期的な交換や修理が必要です。

熱電対の劣化が引き起こすトラブル

熱電対が完全に切れた、割れたといった状況になってからメンテナンスを行っても、その時点ですでに多くのトラブルが発生している可能性が高いといえます。
以下は、熱電対が正常に作動しなくなってしまった際に考えられる代表的なトラブルです。

トラブル1

熱電対は消耗品です。
劣化したり、限度を超えたまま使用し続けたりしていると、正確な測定ができなくなり、炉や窯で必要な温度が出なくなってきます。

トラブル2

温度の数字を合わせるために、より多くの燃焼を行えば余分な燃料コストがかかります。
年間にすると、数十万円ものムダが生まれることも……

トラブル3

正確な測定ができていないので、炉や窯内の温度が定まらず、不良品が出て品質低下につながります。

トラブル4

一度狂ってしまった熱電対の交換を行う際には、もう一度温度調整をするために試作品の製作が必要となり、その分コストや手間が必要になります。

定期的な熱電対の交換でコストや手間を削減!

熱電対は数万円クラスのものであれば、3年に1度程度のスパンで交換することをオススメしています。
これにより、上記でご紹介したようなトラブルを防止できます。
また、適切なメンテナンスを行い、熱電対にトラブルが発生していないかの確認も重要です。

炉や窯内の温度調整は、製品の品質に関わる重要なポイント。
切れてしまった、割れてしまったという後では、すでに多くの損失が生まれている可能性も高いといえます。
また、再調整を行うには多額のコストやスタッフの労力が必要となりますので、早めの対処を考えましょう。

弊社では定期保守メンテナンスも対応!

弊社では定期保守メンテナンスも対応!

「多少の温度のズレであれば、現場で対応すれば問題ない」とお考えの方も多いですが、これでは前述のようなトラブルの発生につながってしまいます。
とは言え、交換の時期にわざわざ業者を呼ぶのは面倒……ということもあるでしょう。

弊社では、専門家ならではの視点で熱電対の適切なタイミングを把握し、定期的な保守メンテナンスのご連絡を差し上げております。
通常業務の妨げにならず、しっかりとランニングコスト削減に向けたサポートを行ってまいりますので、ぜひお任せください。

それぞれに合わせた新規の熱電対製作もお任せください!

弊社では、熱電対の交換・修理だけでなく、それぞれのお客様の状況に合わせた新規の熱電対製作も行っております。
最適な太さや長さを考慮した機器選定・製作が可能ですので、現在の機器にお悩みをお持ちのお客様は、ぜひお気軽にご相談ください。

熱電対の基礎情報

  • 熱電対を定期交換しないと起こるトラブルとデメリット
  • 熱電対の種類と特徴を知ってトラブル回避
  • 熱電対と制御盤を分離発注するリスク

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